「奥さんは社長令嬢で台湾の知人を通して出会ったそうです。ロングヘアで年上とは思えないほど見た目も若い。4年間の交際を経て、12年に結婚しています。彼女の母国であるインドネシアのバリ島で式を挙げ、2年後には男女の双子が誕生しました」(スポーツ紙記者)
大ブレイクで多忙となったディーンは、妻子をインドネシアのジャカルタに残したままのすれ違い生活。それでも愛を育み続け、16年11月には妻が待望の第3子を妊娠したことを発表。芸能界の不貞行為が蔓延するなか、妻や家庭を大切にする“理想の夫”として新たな女性ファンを獲得した。
日本での大成功、新たな家族の誕生と、飛ぶ鳥を落とす勢いのディーンだったが、事務所が頭を抱える“ある問題”が生じていた。
「実は、彼の肩や腕には海外で活動していた頃に入れたタトゥーが彫ってあるんです。甘いマスクからは想像できない生々しいタトゥーは、日本では受け入れられづらい。事務所は彼の半袖や上半身が見えてしまう撮影や衣装は、各方面に絶対NGのお達しを出しています。いろんなことがユルくなった日本でも、まだタトゥーには根深い拒否反応がある。特に彼の出演する作品はゴールデンタイムが多いですから。今ほどの人気であれば仕事を選べますが、売り出し当初は演じる役柄とタトゥーにギャップが出てしまうので、撮影現場でタトゥーをファンデーションで目立たないように薄めながら試行錯誤して出演していました」(広告代理店関係者)
今では決して語られることのない黒歴史だ。
一方で、撮影現場でのディーンは真面目な演技同様に、ほかの共演者やスタッフに気を配っているという。
「スタッフにスイーツや果物を差し入れたり、細かい気遣いは忘れない。自身もフルーツが大好きで、いつもバナナを持参しています。どの現場にも専用のバナナケースに入れて持ち歩いて、みんなに勧めていますよ」(スタイリスト)
また、スタッフからも好感度が高い俳優としても有名だ。
「スタッフの顔を一度見たら忘れないんです。別の撮影現場で一緒になると、遠くからでもわざわざ『○○さーん』と名前を呼んで、声をかけてくださるんですよ」(ヘアメイク)
苦労人だからこそ、自然と裏方にも気を配れるディーン。演技にこだわるがために脚本にダメ出ししてしまう、どこかの主演俳優とは雲泥の差か!?