フィギュアスケートの羽生結弦選手の活躍をコーチであるブライアン・オーサーの語り書きでまとめた「チーム・ブライアン300点伝説」(講談社刊)。3月7日、本書の公式ツイートで、羽生選手の世界的人気が改めて証明されたというエピソードが紹介されている。
「『チーム・ブライアン300点伝説』は羽生選手とハビエル・フェルナンデス選手を育てるオーサーコーチと、ホームリンクであるクリケット・クラブのスタッフが、いかに一丸となってチャレンジし、どうやってサポートしているのかが実際の試合の事例やエピソードを踏まえて書かれた本です。『ジャパン・タイムス』でこの本の読者プレゼントを募集したところ、驚くほど多くの国々から応募があったそうです」(スポーツライター)
羽生選手の人気がいまや世界的なことは誰もが知るところだが、公式ツイッターによると応募があったのは日本、アメリカをはじめ39の国と地域からだったという。
「この本は『羽生結弦/養成秘話』でもありますから、フィギュアスケートファンにとっては垂涎の書。素人が読んでもオーサーコーチの指導のコンセプトが非常によくわかります。世界各国のスケート関係者も購入していると思いますよ」(前出・スポーツライター)
世界のスケートシーンでオーサー式指導法が主流になれば、フィギュアスケート界はさらに過酷な競争、さらに華麗な演技が待ち受けているのかもしれない。
(芝公子)