広瀬すずや中条あやみら今をときめく女優たちがチア・リーダー部の部員を演じて話題を呼んでいる映画「チア☆ダン～女子高生がチアダンス全米制覇しちゃったホントの話～」。同作は福井商業高校チアリーダー部の実話が基になっており、スクリーンに登場する「JETS」も実在のチアリーダー部だ。
映画でその快進撃が描かれたように、結成3年後の09年に全米初選手権パフォーマンス部門で総合優勝を果たした後も、11年には再び優勝、その後13年から今年17年には4年連続優勝という偉業を成し遂げた強豪中の強豪だ。
そんなスーパーチアリーダーたちが神と崇めるのが「JETS」の初代OBの8人なのだが、そのうちの2人が女優として実際に映画に出演しているというから、またまた驚きだ。
「酒井麗奈さん（13年卒）、藤井利帆さん（14年卒）の2人です。両人とも初代8人の中で、実際に2回も全米制覇を果たしています。広瀬らにしてみれば、いわゆる“ご本人と一緒”状態なだけに、これはこれで緊張したようですね。逆に2人からすれば、演技に関してはまったくの素人で、新進気鋭の女優たちに混ざるのは相当な苦労があった様子。しかし、持ち前のフットワークと感の良さで、臆することなく演技をこなしています」（映画ライター）
これだけでも十分たいしたものだが、チア以外にも2人は以外なところで大活躍していたという。
「映画全編で使われている福井弁は、イントネーションや語尾の伸ばし方が独特。そんな方言のネイティブスピーカーとして、演者たちに指導を施していたのだそうです」（前出・映画ライター）
酒井さんは、現在専門学校に通いながら、チアダンス協会に所属。日本のチアリーディングの未来を担いつつ、持ち前の美貌を武器に女優の世界にも進出していくのだろうか。
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