シンガーソングライターで女優のアリアナ・グランデが、今年7月にドーナツ店で起こした出来事について謝罪した。ドーナツ店に陳列されていた商品を舐めたり、「アメリカが嫌い」といったような発言をしたことで大問題となっていた一件について、アリアナは自身の行動がとても不快なものであったことを認めた。
アメリカの朝の情報番組「グッド・モーニング・アメリカ」に出演したアリアナは、「まず最初に私のあの行動はとても不快なものであったことを謝罪したいわ。言い訳なんてないし、正当化するつもりもないの。1人の人間として、私たちが言ったりやったりすること全て意味があるとは言えないわ」「そうやって人間は成長するもので、今回のことで私は愛する人たちや私のことを信じてくれている多くの人たちをガッカリさせてしまった時の気持ちを学んだし、それは本当に苦しかったわ」と語った。
事件が起きたカリフォルニアにあるウルフィー・ドーナツのオーナーであるジョー・マリン氏は当時、アリアナの行動について「私は見たんです、アリアナが店を見回して、2つのドーナツを舐めたところを。それから彼女はショーケースの上段にあった粉砂糖がかかったドーナッツが載っている別のトレーのところに行きました。だから私は彼女の口の部分と粉砂糖がかかったドーナツにカメラをズームしてみたんです。彼女はこのドーナツに唾を吐きかけていました」「アリアナはドーナツの1つに唾を吐きかけたあと、彼女が付き合っている男性(ダンサーのリッキー・アルヴァレス)にもそうするようにけしかけ、彼も同じように唾を吐きかけていました。彼らは店から追い出されていましたね」と話しており、店員に向かっても失礼な態度をとっていたことなどを明かしていた。