AKB48の現役メンバーも、ネット詐欺でお金をだまし取られていた! 9月17日放送の「僕らが考える夜」(フジテレビ系)にてチームKの阿部マリアが、架空通販サイトの被害に遭ったことを告白した。
この日は“被害者にならないためには?”と題し、詐欺などの手口について専門家が解説。MCの指原莉乃が出演メンバーに「犯罪被害に遭ったことはありますか?」と尋ねたところ、阿部マリアが「あります!」と応えたのである。
阿部によると、「スマートフォンでネットショッピングをして、お金を先に払ったら荷物が届きます、という感じで振り込んだらずっと来なくて、問い合わせたら『もう送ったんで知らないです』って言われて、お金返ってこなかった」とのことで、詐欺被害の様子を説明した。
専門家によると、阿部が被害に遭ったのは偽サイト詐欺と呼ばれるもの。特徴として振込先が個人口座、連絡先がメールアドレスのみ、サイトの日本語がおかしい点などがあるという。すると阿部は「そうですそうです! 日本語が全然、拙い」と応え、外国人が作った偽サイトだった可能性を感じさせた。
阿部が遭ったネット詐欺は誰にでもあり得るものゆえ、専門家が指摘した偽サイトの特徴はしっかり覚えておきたいところだ。一方で芸能人の場合、二次被害の可能性もあると語るのは、アイドル誌のライターである。
「AKB48が基本的に実名主義なように、最近のアイドルは本名を名乗るケースが多くなっています。そのため彼女たちが通販サイトを使うと、個人情報がすべて筒抜けになってしまうんですよ。詐欺サイトの多くは外国人によるもので、犯罪者が自宅に来る恐れは少ないですが、情報流出の危険性は残ります。とくに阿部マリアのような特徴的な名前だと特定されやすいですしね」
おちおち通販サイトも使うことができず、街に買い物に出かければ目立ってしまう芸能人という商売も、なかなか大変なようだ。
(金田麻有)