イノッチことV6・井ノ原快彦には、芸能界史上最大の汚点があるという。いったいどんな黒歴史なのか、当時から彼を詳しく知る、映像制作会社のディレクターに話を聞いた。
「1990年8月に、TOKIOの城島茂、松岡昌宏、国分太一が出演していた『ぼくのシンデレラ』というミュージカルが上演されました。その千秋楽で松岡に『最終日はみんなやるんだよ。東山さんも中居さんも、みんなやった』とそそのかされて、客席を『うわ~っ!!』と叫びながら、走り回ったんです。すると、警備員に捕まり、“あいつはヤバイ”というレッテルを貼られて、2カ月干されました」
偶然にもその日、中居正広が会場を訪れていた。彼が終演後に楽屋を訪れると、正座をした井ノ原がTOKIOにこっぴどく怒られていたという。
井ノ原は謹慎処分になった。これを解いたのは、東山紀之だったという。
「ヒガシは事務所の幹部を説得したそうです。ジャニー喜多川社長も全幅の信頼を寄せるヒガシの言葉にほだされ、井ノ原の仕事復帰を許しました。今では笑い話ですが、イノッチをクビにするという動きもあったそうです」(前出・映像制作会社のディレクター)
そんな彼も今ではNHKの朝の顔に成長。イノッチは永遠にヒガシには頭が上がらないかも‥‥。
(北村ともこ)