歌舞伎役者の尾上松也が、芸能界の大先輩である中居正広に対して露骨に不快感を示すシーンが映し出された。
3月29日放送の「ザ!世界仰天ニュース」(日本テレビ)にゲスト出演した松也は、中学時代の写真を公表。当時はまあまあ彼女がいたと語る松也に、MCの中居は「ウソだろ?」と茶々を入れ、さらに「コレ、カッコいいの?」と重ねたところ、「コレって何? コレって何? コレって?」と、ムッとした表情で畳み込んだのである。そんな松也に芸能ライターが眉をひそめる。
「確かに“コレ呼ばわり”は気持ちがいいものではないとはいえ、3回も繰り返すのは明らかにやりすぎ。もう一人のMCである笑福亭鶴瓶に対しても『コレって何?』と語って中居の発言を蒸し返したのですから、やりすぎにも程がありますよ。テレビの出演者があそこまで不快感を表に出すのは正直、みっともないと感じましたね」
とはいえ、中居の「コレ呼ばわり」が度を越していて松也がムカついたのも無理はないという見方もありそうだ。しかし、前出の芸能ライターはこのやり取りで損をするのは松也のほうだと断言する。
「なにしろ44歳の中居に対して松也は32歳で一回りも下。さらに芸歴でも松也は90年にわずか5歳で初舞台を踏んではいるものの、中居はその4年前にジャニーズ入りしています。このように年齢と芸歴の両方で後輩である松也の態度は“生意気”や“礼儀知らず”と言われても仕方ありません」
視聴者からはそんな松也に対して、「歌舞伎役者ってのはそんなにエラいんですかね?」と皮肉られる始末。ここは歌舞伎風の言い回しで「コレ呼ばわりとは、いかに!」とでも返しておけばよかったのかもしれない。
(金田麻有)