レディー・ガガが“女性への暴行”を歌った曲のレコーディング中に泣き崩れたという。19歳の頃に暴行被害を受けたことのあるガガは、大学キャンパスにおける“女性への暴行”問題を探ったドキュメンタリー「ザ・ハンティング・グラウンド」に向けて「ティル・イット・ハプンズ・トゥ・ユー」という楽曲を歌ったものの、その作曲家であるダイアン・ウォーレンはそのレコーディングがガガにとっていかに大変だったかを明かしている。
ダイアンはピープル誌に「ガガにとってはとても感情的になるものだったわ。話していても時々声を詰まらせることもあったの」「私はガガが被害者の1人だということを知っていたから、ぴったりのアーティストだと思ったのよ。彼女は何度か泣き崩れていたわ。この曲を歌うのにとても感情移入していたの。心と魂を注ぎ込んでいたわ」と語っている。
ガガは以前、暴行されたという事実を長年隠し、お酒でごまかして自身の記憶から消そうとしていたと説明していた。「自分が何を考えていたのか分からないわ。誰にも話さなかったの。長年自分にもその事実を伝えようとしていなかったのよ」「でもある日、『こうやってお酒を飲むこととかなんて何も意味がないわ。原点に戻らなければ消えていくことなんてないんだから。消えることなんてないわ』って思ったの」と語っている。