4月5日にスタートした「マツコ&有吉 かりそめ天国」(テレビ朝日系)。言わずと知れた「マツコ&有吉の怒り新党」(テレビ朝日系)の後番組として始まったのだが、放送中からネット上では「これはひどい」「つまらなすぎてマジ泣ける」「スイッチONして流してるだけでも苦痛」といった批判的なコメントが噴出。「有吉と夏目チャンの騒動がなければ『怒り新党』は続いてたのかな」と勘繰る書き込みも少なくない。
「表向きにはマツコと有吉が怒るエネルギーを失くしたため、新番組では『癒し』をテーマにした結果が『かりそめ天国』だそうです。ところがトークのネタとなる視聴者からの投稿にはキレもパンチもなく、『採用』『不採用』と投稿内容をジャッジするシステムもなくなりました。2人のトークも奇想天外な広がりや感情の高ぶりもなく漫然としていましたから、視聴者が嘆くのも当然でしょう。さらに、前番組でナレーションを担当していたお笑いコンビ・ナイツ塙宣之が卒業。『au』のCMで一寸法師を演じている前野朋哉が新たに加わりましたが、クセの強い岡山弁ナレーションをわざとらしいと感じた人も多かったようで『塙が懐かしい』『塙のナレーションスキルって高かったんだな』などと塙の降板を嘆く声も噴出しています」(テレビ誌ライター)
「怒り新党」のスタート時以上に不評な新番組。前番組をしのぐ改良に期待したい。