フィギュアスケート男子のハビエル・フェルナンデス選手が、海外のメディアの取材に対して、平昌五輪での金メダルへの意気込みを語った。
「もし僕が彼(オーサーコーチ)にハットトリックをプレゼント出来たら素晴らしいだろう。僕が彼にそれをプレゼント出来るよう懸命に最善を尽くすつもりだ」という、独特の言い回しで答えたフェルナンデス。ハットトリックは、現在ではサッカーやアイスホッケーで、1人で1試合3点以上ゴールすること。10年バンクーバー五輪のキム・ヨナ選手、14年ソチ五輪の羽生結弦選手に続き、オーサーの愛弟子として3人目の金メダリストになることを宣言したのだ。
「ハットトリックの語源はクリケットで、3球で3アウトを取ると記念に帽子を贈られたことに由来するもの。オーサーの所属がクリケットクラブなので、こんな表現をしたのかもしれません」(スポーツライター)
フェルナンデスの気合いも結構だが、日本人としては羽生選手が連覇を飾って、オーサー氏に「3大会連続金」の栄誉をプレゼントしてもらいたいものだ。
(芝公子)