浅田真央の引退表明を受けて4月11日、フィギュアスケートのGPシリーズを放送してきたテレビ朝日が緊急特番を放送。翌12日にはフジテレビが浅田の特別番組を組んだ。「国民的選手」にふさわしい対応だが、その緊急ぶりが災いしたのか視聴率は伸び悩み、ネットには“浅田フィーバー”を煽るマスコミを冷ややかに見る声も上がっている。
「テレビ朝日の特番が5.7%、フジテレビの特番が7.3%。批判的なネット民が言うように、数字だけ見ると『その程度』かもしれませんし、散々ニュース番組で流した映像ばかりだという意見も否定できません。しかし、突然決まり、番組をPRする時間もないなかで、両局ともよく放送したと思いますよ。テーマが引退だけに保存版にするファンが多いから、録画再生と合わせた総合視聴率は高いのではないでしょうか」(芸能ライター)
今回の2番組だけでなく、今後も貴重な映像を集めた特番が組まれることは間違いないだろう。不世出のスター選手の姿を、少しでも長く見たいというファンは多い。しばらくは真央ロスが続きそうだ。
(芝公子)