誘拐事件に直面した家族を通して沢尻エリカ、小池栄子、板谷由夏が演じる女性たちが「家族とは何か」「母になるとは何なのか」を問う新ドラマ「母になる」(日本テレビ系)が、12日にスタート。初回平均視聴率は10.6%と、まずますの船出となった。
その原動力になったのが、沢尻と小池の間に流れるピリピリとした緊張感だという。象徴的だったのは4月11日に放送された「踊る!さんま御殿!!」(同局系)に3人が番組宣伝を兼ねて出演したとき。トークは沢尻が中心となり場を沸かせた。
、“私が出会った無神経な人”というテーマでは「子役が、私の股間目指して突撃してきて、すっごいお尻を触るんです。怒れないからどうしよう?」と打ち明けた沢尻に、板谷が「(沢尻は)優しいんですよ」とフォローすると、MCの明石家さんまが「やめて! イメージ違うやん! 全部鼻血出してる話にせな~」とツッコミ。さらに「そこは膝蹴り、まわし蹴り、かかと落としやろ~」と煽ると、小池が「ハリウッドのレッドカーペットで『別に!』って言ってほしい」と、沢尻の伝説の名言を持ち出してチクリと刺したのだ。
この場面に芸能ジャーナリストは「女優同士の火花を見た」と笑う。
「この時の並びが沢尻、板谷、小池だったんですが、板谷を緩衝材にした3人の関係性がモロに表れていましたね。小池と沢尻の相性は見るからにバッチバチ。その仲を取り持つ板谷というのが撮影現場の構図でしょう」
最近すっかりおとなしくなった沢尻。久々の女優バトルに発展すれば、マスコミでガンガン取り上げられ、視聴率もグングン上がるかも?