歌手のシェリル・クロウ(55)はがんを克服したおかげで自身の食生活が変わったそうだ。
10年前に乳がんを宣告され、克服しているシェリルは、何を食べるかを見直し、今は魚に含まれるオメガ3脂肪酸を多く摂るように心がけているという。
シェリルは、Usウィークリー誌に「私は元がん患者。自分が何を食べていたのかっていうことを知り始めたの。それもあって、オメガが多く含まれる食べ物にはまっているのよ」と話す。
そんなシェリルは2012年に良性の脳腫瘍があることがわかり、2年おきに検査を受けているそうで、「1つだけあったわ。全て大丈夫。大きくなってないの。そうね、かなりちょっとだけね。それ以上ではないわ。いまではその腫瘍を記憶力がない言い訳にしているんだから」と話している。
2人の息子を養子に迎えているシェリルはがんを克服した後、その経験がさまざまな角度から人生を見直す機会を与えてくれたそうで、「がんのことで人生の事を見つめ直すようになったの。『私は人生がどんなふうになっていくって考えていたんだろう?』ってね。両親のように結婚して子供を持つんだと思っていたわ。でも、がんになることは一度も予想していなかった。それにもちろん、私は有名なロックスターになって世界を飛び回ることになるってことも、考えていなかったわよ」「だからがんになった後、私はお母さんになりたいって思ったの。もし素敵な人が私の人生にやってきたら、まあそれは素晴らしいとは思ったけれど。でも私はおそらく結婚してから子供を持つっていう順番になることはないなって。だから動き出してどうなるか見てみようって思ったのよ」と言う。