‘16年から3年に渡る超大作として放送されているNHK大河ファンタジードラマ「精霊の守り人」。その打ち上げが今月15日、都内のホテルで行われた。
主役を務める綾瀬は、短槍を武器に闘う凄腕の女用心棒役を演じている。そのために行っていた“肉体改造”がすごい、と業界内で評判だ。
「ロケ中は毎日腕立て伏せ200回と腹筋30回を5セット、欠かさずに行っていたそうです。元々華奢な綾瀬ですが、ストイックなトレーニングを積み、生傷が絶えない過酷なロケもこなしました」(番組関係者)
綾瀬の運動能力は実は以前から定評があった。2013年に放送された綾瀬主演のNHK大河ドラマ「八重の桜」では、エグゼクティブプロデューサーの内藤槇介氏が、その運動能力に舌を巻いたほど。某媒体のインタビューでこう語っている。
「戊辰戦争で洋式のスペンサー銃をとって戦うシーンなどは、吹き替えも考えていました。ところが吹き替えなしで、すべてご本人が演じています。機敏に動く綾瀬さんは見所のひとつでした」
また同年に公開された映画「リアル~完全なる首長竜の日~」に出演したときも、黒澤清監督に「疾走して駆けあがったり、かなり瞬発的な動きを要求される中で、抜群の動きをされました。カメラが追いつかないくらいに速い。しかも、走るフォームが美しい」と言わしめている。
「中学生時代はバスケットボール部に所属して、学年で一番足が速かったそうです。なんと“100メートル7秒”という都市伝説もあったとか。もちろんこれは、50メートル7秒に尾ひれが付いたものだったようですが(笑)」(女性誌記者)
突出した運動神経があったからこそ、このような伝説が絶えないのだろう。
視聴率的にはイマイチだと言われている「精霊の守り人」。今年の11月から放送される最終章では、ぜひとも盛り返しを計りたいところ。だが仮にコケたとしても、綾瀬のアクション女優としての才能がズバ抜けていることだけは、間違いなさそうだ。