タレントの長嶋一茂が4月6日放送の「くりぃむしちゅーのハナタカ!優越館」で、おそらく日本人の10割が知らない、とんでもない裏技を披露した。それは、飛行機が揺れて怖くなったら、CAに「揺らさないでください」とお願いすると揺れを止めてくれる、というもの。なんでも、CAに頼めば高度を上げて飛んでくれて、高度が上がれば飛行機が安定するらしい。続けて一茂は「燃料を使うけど、客の一押しがあれば上げてくれる」と真顔でのたまわった。MCの上田晋也は「特殊な事例なので…」と相手にもしなかったが。
とにかく、一茂のおバカ発言には枚挙に暇がない。金曜レギュラーコメンテーターを務める「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)では、北朝鮮のミサイル発射のニュースに際し、一般的なミサイル発射角度が45°だと説明されると、「ホームランと一緒だね。田淵さんがこの角度だった」。韓国の崔順実被告の娘チョン・ユラ氏が、高校3年時の出席日数17日にもかかわらず表彰されていたという話題のときは、「俺も1年生の時、学校2回しか行ってない。コネとか聞くと、自分のことを言われているような気がする」。森友学園の籠池前理事長が証人喚問された翌日には「国会中継初めて見た」。空気を全く読まない奔放な発言が世間をイラつかせているのだ。
「象徴的だったのは『バカ息子』事件の時ですよ。落書きは江角マキコの元マネージャーの仕業でしたが、一茂は『バカ息子と呼ぶのは(明石家)さんまさんだけだから、てっきりさんまさんだと思った』とのんきにテレビで発言。江角と一茂夫人の子供をめぐる確執がバンバン報じられていたときに、当人があまりにあっけらかんとしているので肩透かしでした」(週刊誌記者)
そんな一茂へのネット上の声を拾ってみると「一茂なんで出てるんだ」「アホ過ぎて話にならん」「とてつもない天才かとんでもないバカか」。口さがないネット民も、もはや匙を投げているようだ。