NHKの朝ドラ「あさが来た」で、主役の許嫁を演じている玉木宏について、ネット上がざわめいている。
ドラマでは、主役であるあさの11歳年上である22歳として登場したが、あさの子ども時代を演じる鈴木梨央の実年齢は10歳。実年齢35歳の玉木と並ぶと「親子にしか見えない」「無理がある」などの声がしきりなのだ。ところが──、
「玉木は以前、NHKの大河ドラマ『平清盛』で源義朝を演じました。その時は6歳という設定年齢であったにもかかわらず、当時32歳の玉木自身が演じたんです。この時のインパクトに比べたら、22歳なんて全然気になりませんよ」(テレビ誌記者)
また、キャスティングに詳しい広告代理店関係者がこう語る。
「22歳という設定なら玉木が演じてもまったくおかしくないとNHK側は判断しました。主役の子役との違和感を視聴者から指摘されることも想定済み。どんなことでも話題になれば視聴率につながる、という判断です。視聴者からのツッコミを想定して、第1週のドラマの冒頭には『当時は、これくらいの年の差は珍しいことではありませんでした』と入れていたのにも手回しのよさを感じます」
月日は流れ、いよいよ実年齢24歳の波瑠が登場し、玉木との実年齢差は11歳。まさにドラマの設定と同じなのだから、朝ドラファンも納得のキャスティングなのでは!?