アンジャッシュの「飢え」と「解散危機」を救った某芸人の感動秘話

20170501_asajo_anjash

 女優の佐々木希と、4月にゴールインしたアンジャッシュ・渡部建。児嶋一哉とのコンビ歴は24年におよび、互いに人生の半分以上、芸人だ。当然、不遇時代はある。

 そのときに食わせてもらっていたのが、X-GUN(バツグン)の西尾季隆と、さがね正裕。“ボキャブラブーム”のころは、アイドル並の人気を博していた2人組だ。そんな彼らとの関係を、当時お笑い雑誌の編集長をしていたフリーライターが話す。

「児嶋は西尾に、渡部はさがねにかわいがってもらっていました。児嶋の名を広めた“大島!”“児嶋だよっ!”のやり取りは、西尾や今のピコ太郎こと古坂大魔王がライブでやっていたもの。それが今になって復活したんです」

 アンジャッシュが「爆笑オンエアバトル」(NHK)の仕事ぐらいしかなかったころ、児嶋は引退を考えた。そのとき、当時の彼女で、現在の妻と一緒に相談した相手が西尾。そこで西尾が留意したことで、アンジャッシュは解散を免れた。

 一方のさがねは、渡部の生活の面倒まで見ていた。さがねと一緒にいるときは、渡部は1円も使うことがなかったという。「キムタクに似てますね」といえば、服を買ってくれ、夜になると酒をご馳走してくれた。誕生日には、リクエストを聞いてプレゼントもしてくれたという。

「さがねがスゴいのは、同じことを海砂利水魚(くりぃむしちゅー)時代の有田哲平や、アンタッチャブルの山崎弘也も同じように面倒を見ていたこと。この恩を忘れていない3人は、立場が逆転した今、さがねに恩返しをしている真っ最中。一緒にいるときは、一銭も出させません」(前出・フリーライター)。

 アンジャ、くりぃむ、ザキヤマ。彼らが今、売れっ子でいられるのは、ボキャブラ人気から転落したアラフィフ芸人のおかげだったのだ。

(北村ともこ)

Asa-Jo チョイス

  1. 223648

    既婚同士だから安心して話せる!「カドル(Cuddle)-既婚者マッチングアプリ」で、めっきり減った男友達を作る方法

    独身時代は集まって飲んだり旅行に行ったり、いつでも気分転換できる友達付き合いがあったけど、結婚するとなかなかそうはいきません。職場の付き合いやママ友との交流はできても、それまでの友達からは誘われなくなり、まして男友達は激 … 続きを読む 既婚同士だから安心して話せる!「カドル(Cuddle)-既婚者マッチングアプリ」で、めっきり減った男友達を作る方法

  2. 229500

    快適な睡眠のために―冬の冷たい布団を温める方法

    冬の夜に布団に入ると、その冷たさに驚くことはありませんか? 寒い布団ではなかなか眠れないし、体が温まるまで時間がかかる……。そんな場合は、次のようにして寝る前に布団を温めておくのがオススメですよ。■電気毛布を活用する電気 … 続きを読む 快適な睡眠のために―冬の冷たい布団を温める方法

  3. 229375

    【ユニクロ】ヘビロテ確実!?この冬オススメのセーター3選

    冬はお気に入りのセーターが欲しくなりませんか? そんな1着があれば“ヘビロテ”してしまいますよね。とくに、着心地がよくあったかくて見た目もよいセーターだと、手放せなくなりそう。今回は、そんなお気に入り候補に上がりそうな『 … 続きを読む 【ユニクロ】ヘビロテ確実!?この冬オススメのセーター3選

注目キーワード

ランキング