KinKi Kidsは、今年が歌手デビュー20周年。それにもかかわらず下半期に向けての活動は未発表のままで、ファンはやきもきしている。
堂本光一は主演ミュージカル「Endless SHOCK」の座長としても有名だが、他のジャニーズ公演でも、主役級の活躍を見せていたという。演劇系雑誌の記者はこう振り返る。
「昨年10月、Mr.KINGの平野紫耀くんが初座長を務めたミュージカル『JOHNNYS’ Future WORLD』が、大阪の梅田芸術劇場で上演されていたときです。たまたま関西にいた堂本が鑑賞に訪れたその日、『Jr.マンション』の1部屋が空いてしまうアクシデントに見舞われた。Jr.マンションは、ステージの縦と横いっぱいに広がる格子状のセットで、マスの1つに1人のJr.が入って一斉に踊るもの。でもその日は、1人が骨折のため出演できなくなったんです。そこで立ち上がったのが、堂本。第1幕目で急遽マンションの1室に入って、見よう見まねでダンスをしたんです」
三味線を弾くシーンでは、エア三味線で出演者を鼓舞。まさかのサプライズ乱入に、客席は歓喜に包まれたという。続く第2幕では、座長の平野に呼びこまれて、ステージに登場。2人は、「Endless SHOCK」の劇中歌「Hello Broadway」などを共に歌ったという。
「ちなみに、骨折して休演した関西ジャニーズJr.の奥村颯太は、偶然にも光一の大ファン。2人は面識がなかったそうですが、公演の大事さを肌身で感じている光一ならではの対応です」(前出・演劇系雑誌記者)
“日本一チケットが取れないミュージカル”を17年も率いてきた光一ならでは神っぷりだ。
(北村ともこ)