5月23日に放送されたワイドショー「バラいろダンディ」(TOKYO MX)で、タレントの内山信二が芸能人の「お花代」について取り上げた。
内山は、お花代の出費はばかにならないとし、自分の場合は公演祝いや開店祝い、お悔やみの花などで年間約200万円ほど使っていることを告白。しかも、自分は公演やイベントをほとんどやらないため、見返りを得られる機会が少ないことを嘆いた。
内山といえば、子役時代に売れっ子タレントとなり、月収のマックスは3000万円。しかし、若くして成功したため有頂天になり、テレビ局のADをエアガンで撃ったり、靴に瞬間接着剤を入れたり、悪行のし放題。金遣いの荒さから貯金は底をつき、仕事も少なくなっていった。
「どん底を経験したからこそ、今の内山があるのでしょう。今では、お付き合いを大事にしてお花を贈るだけでなく、自分の事務所の後輩の世話も焼いています。例えば、イベントで獲得したボンカレー1年分をおすそ分けしたり(笑)」(スポーツ誌記者)
内山はかつて、医療系番組で“余命6年”と診断されたことがある。だが、22日に放送された「今夜解決!噂の健康術 名医のTHE太鼓判!」(TBS)では、食事のはじめに味噌汁を飲むなど食生活を改善したおかげで、余命15年に延びたことを報告している。
ただ、6年先であれ15年先であれ、人情深くなった内山の最後のセレモニーには、数え切れないほどの花が並ぶに違いない。