デビュー戦以来、快進撃を続ける中学生棋士の藤井聡太四段。5月25日には19連勝で竜王戦6組を制し、決勝トーナメントへとコマを進めた。藤井四段は「強い先生と当たるので全力でぶつかりたい」と意気込みを語り、初めて賞金をもらうことにも「使い道は特にない。獲得できたのはうれしいです」とコメントした。
「竜王戦は将棋の公式戦のなかでいちばん賞金が高く4320万円。全棋士が前年のランキング順に6組に分かれ、それぞれトーナメントで決勝進出者を決めるのです」(週刊誌記者)
決勝トーナメントには1組から5名、2組から2名、3、4、5、6組から各1名ずつの計11名が進出。勝ち上がった1人が竜王に挑戦できる。活躍が期待される藤井四段だが、気になるのはその賞金の額だ。
「最上位の1組から6組まで優勝賞金は異なります。1組が450万円、2組が350万円、3組が250万円、4組が200万円、5組が150万円。藤井四段が手にした6組の賞金は90万円です」(前出・週刊誌記者)
中学生で90万円とは夢のような大金だ。今後の活躍とともに、彼が獲得していく賞金額にも注目が集まることだろう。
(伊藤その子)