オリエンタルラジオ・中田敦彦の、ダウンタウン・松本人志への挑発がいまだ尾を引いている。きっかけは、中田が5月28日放送のラジオ番組で、吉本の社長や幹部が謝罪するように言ってきているがそれを拒否したと告白。そのことについて、ロンドンブーツ1号2号の田村淳が言及し、騒ぎはさらに広がっているようだ。
「淳は6月3日放送の自身のラジオ番組『ロンドンブーツ1号2号田村淳のNews CLUB』で、『真相はわからない』としながら、謝りたくないなら謝らなくていいのではないかと語っていました。さらに『それこそ会社の忖度が始まっちゃってて』と、松本自身は謝罪など望んでいないのに会社が気を回したのではないかと推察。『思ったことをちゃんと言えるほうが健全』と持論を展開していました」(芸能ライター)
この一件には、お笑いコンビの南海キャンディーズの山里亮太も絡んできた。中田の松本批判自体が「計算」だと指摘。「普通はかみつけない大御所にかみついた自分を攻撃するのはダサい」という空気を計算して作っているのではないか、と分析してみせた。
吉本内にも賛否が渦巻くが、中田といえば、ワイドショーのコメントでも「人が言わないことを言う」というスタンス。今回はそのポリシーどおりの発言で松本にかみついたが、今のところ周囲の芸人に「見直した」と言われるわけでもなく、騒動に火をつけただけにすぎない。果たしてどんな形で収束を迎えるのか。
(伊藤その子)