お笑い芸人の友近が、普段から声の大きな人のことを「ちょっとアホかなって思う」と私見を述べた。6月11日放送の「誰だって波瀾爆笑」(日本テレビ系)にて友近は、苦手なタイプを「声の大きい人」だとし、居酒屋などで隣客の会話をかき消すくらいに大きな声でしゃべる人を例にあげ、「声の大きい人ってアホな人多いもん」と断罪したのだ。スタジオでは友近の発言に笑いも起こっていたが、芸能ライターはこう首をかしげる。
「発言自体には同意する声が多いのですが、『友近が言うか?』との批判もあがっているんです。声のうるささというのは実際のボリュームだけではなく、その内容がどれだけ耳障りかにも関わってくる。その点、やたらと他人を批判しまくっている友近こそ『声が大きくてうるさい人』そのものだというのです」
毒舌をウリにする友近は事務所のスタッフに小うるさいと聞く。またトーク番組で周りとのバランスを考えず、次から次へと発言するところが「ウザい!」と捉えられているところもあるようだ。
「視聴者からは『声が大きな人って自分のこと? これって自己紹介かな(笑)』といった声が飛んでいます。苦手なタイプがテーマだからと言って『アホ』と言い切る態度にも、眉をひそめる視聴者は少なくありません」(前出・芸能ライター)
とはいえ他人への文句を言わない友近など、炭酸の抜けたビールのようなもの。どうやら発言が不愉快に思われるところさえも友近の芸風なのかもしれない。
(白根麻子)