欅坂46のファンには嬉しい報せと言えそうだ。情報誌「日経エンタテインメント!」が毎年発表している「タレントパワーランキング」の女子アイドル(個人)部門において、欅坂46のセンターを務める平手友梨奈が21位にランクインしたもの。この順位が持つ意味をアイドル誌のライターが熱く語る。
「なにより注目なのは、平手の芸歴がわずか1年半だということ。ベスト30では平手のほかに乃木坂46の齋藤飛鳥と高山一実も今年が初登場ですが、その二人はすでに芸歴5年ですから、いかに平手の芸歴が浅いかが分かります。しかもこのランキングは認知度と関心度を指標としていますから、15年まで普通の中学生だった平手がランクインしたことはまさに驚異的と言えるでしょう」
もはや女子アイドル界の次世代エースとさえ言えそうな平手。だが世間的にはまだ名前が知れ渡っていない面もあり、これからの伸びしろも考えれば、来年のランキングが楽しみだという。
「タレントの知名度を図る簡単な方法は、スマホで名前を一発変換できるかどうか。機種にもよりますが、1位の指原莉乃や3位の小嶋陽菜はもちろん、名前の読み方が一般的ではない2位の山本彩(さやか)や、平仮名交じりの10位・峯岸みなみもほとんどのスマホで一発変換できます。それに対して平手の名前は『優里奈』と変換されてしまうことさえあり、知名度面ではまだ若手であることを示しています」(前出・アイドル誌ライター)
スマホの変換機能にはネットを介した学習能力が備わっており、数多く検索されたり表示される名前ほど変換の精度が高まっていくという。来年に平手の順位が一桁に上がるころには、ほとんどのスマホで彼女の名前を一発変換できるようになっているのかもしれない。
(金田麻有)