初の時代劇主演映画「忍びの国」が好評上映中の嵐・大野智。ハードなアクションシーンは、ほぼスタントなしでやりきったというから、さすがは嵐きっての運動神経の持ち主。ワイヤーアクションは嵐ライブで慣れているとはいえ、ケガなく乗りきれたのはさすがといえよう。
そんな大野らしく、幼年期はかなりのワンパク坊主だったようだ。ジャニーズタレントに詳しい芸能レポーターに聞いた。
「大野がまだ5歳のときの話。父親が漕ぐ自転車のうしろに乗っていて『寝るなよ。ちゃんと足を広げておけよ』と言われたにもかかわらず、ウトウトしてしまった。結果、後輪に足を巻き込まれ、15針も縫う大ケガをしたそうです。また、母親から『缶詰のフタは危ないから触っちゃダメ』と言われていたにもかかわらず、ギザギザが気になってしょうがなくてギュッと握ってしまった。案の定、手のひらは血だらけで、こちらは5針縫ったそうです」
特殊な事情で病院送りになったことはまだある。これもまた眉を顰めたくなるような話で……。
「いじって丸くなったダンゴムシを、なぜか鼻の穴に入れたのだそうです。しばらくするとダンゴムシは元の姿に戻り、サワサワと歩き出したと思うと、鼻孔の奥に入り込んでしまった。慌てて、病院に駆け込んだそうです」
夕食時、テーブルの上で逆立ちをして食器を割りまくるという、常人には想像もつかないことを平気でやってのけた大野少年。そんな経験が今回の映画撮影に活きた……というのは穿ちすぎか。
(北村ともこ)