世界一「キャー」と言われたい。そのためには、レッドカーペットの上を歩くしかない。それには、ハリウッドスターになるしかない。
こんな理由で、渡米を決意したお笑いコンビ・ピースの綾部祐二。だが、ビザ取得に苦戦しているようで、いまだに日本にいるというのが現実だ。
品川庄司の品川祐は自身のブログで、7月9日に「綾部から食事の誘い」があり、家族で一緒にディナーに行ったと報告。品川はビザが取れないとも綴っている。
しかし、アメリカの移民に詳しいジャーナリストは「本当に就労ビザを取りたいのかわからない」と疑問を投げかける。
「例えば、女優の米倉涼子は、ミュージカルの名作『CHICAGO』の主役ロキシー・ハートで今年もブロードウェイの舞台に立ちます。この場合、在留期間が決められた興行ビザが必要です。ただし、興行に関する以外の仕事はできません。一般の就労ビザを取得の場合は、アメリカで仕事をする企業を先に見つけておく必要があり、その会社以外で働くことはできません。綾部さんが所属している吉本興業は、ロサンゼルスに関連会社がありますから、そこで働くとなれば、ビザは取得できると思います」
だが、未だにビザが下りないのはなぜなのか?
「綾部さんは『ニューヨークのカフェでバイトをしてスカウトされたい』と言っていましたが、どこのカフェがアルバイトのためにビザの手続きをしてくれるでしょうか? 手続きには50万円ほどかかりますしね。仮に観光ビザで入ろうとしても、カフェで働くと公言している不法就労者になる可能性のある人の入国は認められませんよ」
このままビザが下りなければ、その過程をネタにして又吉直樹とのコンビを再開するしかないようだ。