この秋からはじまった、篠原涼子主演の新ドラマ「オトナ女子」(フジテレビ)は、キャリアウーマン、ショップ店長、バツイチシングルマザーと、40歳独身女性3人が恋に仕事に奮闘するというラブコメディ。
40歳だろうと「女子」でありたいという女ゴコロと現実とのバランスがどう描かれるか、世のアラフォー女性たちも注目するドラマだ。
ところで、現実的には「40歳を“女子”というのはちょっと‥‥」という人は少なくない。そんななか、もし「オトナ女子」という言葉が許されるのならば、それはどんなシーンなのだろうか。
そこで20~30代の男性たちに、「アラフォーでも“女子だな”と思える瞬間」について聞いてみると、こんな答えが返ってきた。
「普段はちゃんとしたオトナの社会人という感じの人が、大きなミスをしたときに涙をこらえているのを見たとき。泣くほど子どもじゃないけど、泣きたくなってしまうというのが女子だなと思った」(36歳)
「ときどきお弁当を持ってきているアラフォーの先輩。仕事も忙しいのに、キレイなお弁当を作っているのを見てグッときた」(29歳)
「食事に行ったときに、満面の笑みで『おいしい!』とよろこんでいる笑顔を見たとき。無邪気によろこぶ姿はいくつになっても女子を感じる」(31歳)
「仕事で困ったときに、まずは懸命に自力で乗り越えようとしながらも、『ごめん、ちょっと手伝って』と素直に頼ってくるとき」(32歳)
喜怒哀楽をハッキリする女性はモテるというが、なかでも「嬉」の部分は大きく「哀」の部分はそこはかとなく‥‥というのが、アラフォー女性を“女子”認定に導くコツのよう。
また、彼らが一様に述べていたのが、
「アラフォーですから、社会人としては最低限のスペックを持っているのが前提。仕事をおろそかにしてファッションや美容にこだわったり、男性にすぐに何でも頼ったりするのは、好感度の高い“オトナ女子”じゃなく、ただの“コドモっぽい女子”ということになります」
オトナとしてキチンとした上で、たまに女っぽいもろさや素直さを見せることこそが、年下男子のココロをつかむ篠原涼子的アラフォーなのかもしれない。