8月8日、日本テレビ前のビルから女性が飛び降りるという事件が発生、現場が騒然となっていたことを18日発売の「週刊ポスト」が報じた。女性は日本テレビ子会社の契約社員だったという。
「同誌によれば、飛び降りたあと通報を受けた救急車と消防車、複数台のパトカーが駆けつけたといいます。そして彼女が飛び降りた地面には大量の血が飛び散っていたそうです」(芸能ライター)
日本テレビ広報によると「命に別状はない」とのことだったが、ここで疑問視されたのが、事件直後の対応だった。同局の番組クルーが現場に駆け付けたものの、日テレの幹部が慌てて、“取材はしなくていい”と止めたというのだ。
この隠ぺい体質に対しSNS上では、「他人のプライバシーには踏み込むのに、自社に関わることはプライバシーといって断るんですね」「人が飛び降りたんだぞ。日テレは説明責任を果たせ」「記事になるまで日テレは黙ってたのか」などと批判の声があがっている。
今回飛び降りた女性スタッフが「24時間テレビ」に関わっているとも言われており、番組は放送前から大逆風にさらされているという。
「昨年は放送の4日前に、パーソナリティーの1人である俳優・高畑裕太が群馬のホテルで女性従業員に対する強姦致傷の容疑で逮捕されました(のちに不起訴)。彼の顔写真が掲載されていた駅貼りのポスターはすべて剥がされ、台本も書き換えられた。さらに彼が出演していた『24時間テレビ』内のスペシャルドラマも、代役を立てての撮り直しを余儀なくされた。今年もスペシャルサポーター宮迫博之の不貞疑惑が持ち上がったばかりでしたからね」(前出・芸能ライター)
こうした事件が重なると「24時間テレビで救われるのか」という疑問も芽生えてしまいそう。27日の放送終了まで、これ以上何事もなく進行してほしいものだ。
(魚住新司)