長瀬智也が主演ドラマ「ごめん、愛してる」(TBS系)に出演中の今クール、TOKIOはメンバー5人全員がソロでもレギュラー番組を抱えている。今でこそ超がつくほど多忙だが、入所してからの数年間は食うに困る毎日だったという。山口達也の貧乏時代をテレビ情報誌ライターが証言する。
「高校を卒業するまでガソリンスタンドでアルバイトしていました。でも卒業後はバイトを辞め、仕事はバックダンサーぐらい。安定した収入がなく生活が厳しいと感じた彼は、事務所のスタッフに『働かせてくれ。そうしないと生きていけない』と直訴して、バイトの許可をもらったそうです。山口が行ったのはフィルムをカメラ店から回収して、現像現場に渡し、現像された写真を写真店に配るという仕事。先輩のバックダンサーとしてテレビに映ったその翌日、スーツを着て板橋のオフィスに行き、『フジカラーです』と集配に出かける。そんな毎日だったとか」
城島茂が奈良から上京したあとは、ともに合宿所生活。バイトに行く山口を城島は何度も見送っている。そんな城島も、合宿所を出て初めてひとり暮らしをしてからは超貧乏ライフに。
「冷蔵庫すら買えなかったので、ボウルに氷を入れて、ジュースを冷やしていたそうです。食事も当然、いいものは食べられない。先輩が食品関係のCMに起用されると、たくさんタダでもらえるので、後輩Jr.たちでインスタントラーメンを分けていたそう。まともな食事は摂れなかった城島はどんどん痩せて、手に吹き出ものができた。病院へ行くと、栄養失調と診断されたそうです」(前出・テレビ情報誌ライター)
今では想像もできないが、売れっ子になるまでには、こんな極貧時代を経験していたのだ。
(北村ともこ)