糖質オフダイエットがブームですが、そもそも糖質オフにするのは、糖質を摂ると血糖値の上昇をまねくため。これがダイエットの大敵というわけです。つまり、ダイエットのポイントは、血糖値を急激に上昇させない食品を取ることにもありそうです。
ダイエットの敵とされる炭水化物のなかでも、玄米は糖質をゆっくりと上げ、しかも栄養素が豊富。炭水化物、タンパク質、脂質、食物繊維、カルシウム、鉄、ビタミンなど、あらゆる栄養素が含まれている「完全食」ともいわれています。なので、玄米はダイエットにも向いている炭水化物といえるでしょう。
ここ数年、玄米だけを食べるというマクロビオテックスの「七号食ダイエット」が注目されています。やり方は簡単。朝昼晩、10日間玄米のみを食べるだけのダイエット法です。おかずはナシ。食べていいのは、ゴマ塩と無添加の梅干しのみ。飲み物はノンカフェイン、ノンカテキンのもの、という非常に制限のある方法ですが、多くの芸能人たちに実践経験があるようですよ。
ハイパーメディアクリエーターの高城剛さんは、なんと365日、ほぼ玄米とゴマ塩だけの生活を続けているのだとか。七合食は、ダイエットというより、体が本来持っている力を目覚めさせる力があるそう。興味のある人は、試してみてはいかがでしょうか?