9月1日に放送された高校生によるクイズの甲子園「ライオン スペシャル 第37回全国高等学校クイズ選手権 高校生クイズ2017」(日本テレビ系)に、芦田愛菜がスタジオゲストとして出演した。
高校生たちが繰り広げる熱戦を、芦田をはじめ、梅沢富美男、番組サポーターの乃木坂46らがスタジオで見届けたのだが、トークパートでは芦田のコメント力に注目が集まった。
芦田はオープニングで「なんでそういう知識を知ってるんだろうっていっつも疑問です。どこから吸収してくるんだろうって」と、一般視聴者が抱いているであろう疑問を代弁。同局の桝太一アナから、高校生たちは辞書を持ち歩き隙あらば常に勉強しているという豆知識を引き出した。
さらに番組が進み、東京・開成高、兵庫・灘高、東京・筑波大附高、三重・桜丘高による準決勝の予想を聞かれると「4校すべてが優勝でいいんじゃないですか」とオトナの見解。この準決勝では、問題用紙が入った封筒を選ぶ「バラマキクイズ」で、昨年の優勝校である灘高が不運にも2回も「ハズレ」を引いてしまうのだが、ここでも芦田は「もし、問題で勝負していたら灘高校が残っていたかも」とズバリな感想。知識量では灘高がトップクラスであることをほのめかし、視聴者の共感を得ていた。
ネット上にも「愛菜ちゃんのコメント的確」「大したこと言ってないのにいいコメントに聞こえる」「乃木坂の子たちより全然しゃべれる」「愛菜ちゃんのコメントには番組も助けられてるよ」と、芦田を絶賛するコメントが集まった。
「子役でも寺田心はやたら大人びたコメントをするため、大人が考えたものを言わされている感が強いのですが、芦田はそういった気取りがなく、視聴者目線の意見を堂々とハキハキと話すところが好評ですね。
11年に放送されたドラマ『マルモのおきて』(フジテレビ系)で芦田と共演していた鈴木福が、先日『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)で芦田と久々の再会を果たしているのですが、大人になった芦田を意識してなかなか楽屋に挨拶に行けなかったとか。そんな鈴木に痺れを切らして、芦田のほうから鈴木の楽屋に挨拶に行ったそうです。度胸があるし、立ち振る舞いも大人になったという印象ですね」(エンタメ誌ライター)
すっかりお姉さんになった“芦田さん”だが、コメント力もスゴいとなれば、今後さまざまな番組で活躍が望めそうだ。
(田村元希)