13年間交際して、現在、同棲している彼女との結婚を発表したばかりのお笑いコンビ「ANZEN漫才」のあらぽん(31)さん。入籍は誕生日の10月13日を予定しているとの報道ですが、ラブラブぶりが羨ましい限りです。
筆者の知り合いにも、彼と同棲している子はいますが、幸せそうなカップルだけではありません。両極端な2組をご紹介します。
炊事や節約も楽しみながら、が同棲生活を円満にさせる秘訣:智美さん(27歳・仮名)
「結婚前に価値観をすり合わせしておきたくて、同棲することにしました」
と、明確な目的を持って同棲を始めた智美さん。いざ一緒に暮らし始めると、メリットが意外に多く、驚いたとか。
「終電帰宅の多い仕事なので、1人暮らしの頃はつい家事を溜め込んでしまいがちでした。週末は家事に追われ、ゆっくり休む時間がなかったんです。でも、いまはお互いが空いた時間に家事を分担できているので、ゆっくり休日も過ごせます」(智美さん)
外食ばかりしていた彼からは、「自炊するようになって貯金できるようになったから」と、プレゼントももらえたそうです。そのぶんだと、ケンカなんてしない?
「いえいえ、家事の分担が平等じゃないとか、どっちのほうが仕事で疲れているとかで最初の頃はよくケンカしました(笑)」
お部屋を拝見すると、2DKの仕切りを外して大きな1部屋にしてるので、間取り以上に窮屈さがなくて広々。部屋の隅には、お互いの趣味空間を設けて、共通の趣味のマンガ棚などはベッド周りに。彼がデザイン関係の仕事だからか、スッキリしていていいお部屋でした。家賃は収入が多い彼が全額、その代わり食費と光熱水費は智美さんが、という折半の仕方もトラブルを回避できていそう。
家にいても別々の部屋でテレビ:洋子さん(31歳・仮名)
一方で、同棲4年目にして後悔の真っ最中という洋子さん。
「料理が苦手だったんですけど、彼がやってくれるからラクだなと思って、キッチンの広い物件で同棲を始めたんですけど、彼は作るのが好きなだけで、片付けは私。しかも、料理以外の家事は全部私がやることに。これって不平等ですよね」
お互いのプライベートを尊重しようと決めた2個室付きの間取りも裏目に。
「食事が終わると、彼は自分の部屋で趣味に没頭。いつの間にか部屋にテレビを買っていて、休日は別々の部屋で違う番組を見てます」
ダイニングキッチンの広さが逆に寂しいこのお部屋。2人でくつろぐ共有スペースがないので、まるで同居人。家賃は折半、ただし彼しか使っていない駐車場も込み、というのも不満な洋子さん。密かに、引越し費用の貯金を始めているとか。
(摘木みなみ)