子供向けアニメ「おじゃる丸」(Eテレ)の実写版ドラマが11月3日に「おじゃる丸スペシャル アニメじゃないでおじゃる?」として放送されることが分かった。本作には謎の美しい青年の役で、カリスマ店員でモデルの“ゆうたろう”が出演する。
ゆうたろうは“女の子みたいな美少年”として、性別に捉われないファッションでも話題の人物。ツイッターでは18万人のフォロワー数を誇り、ファッションアイテムのプロデュースも手掛ける話題のカリスマ店員である。そんなゆうたろうの起用に所属事務所の戦略が透けて見えると、芸能ライターがささやく。
「ゆうたろうは原宿系芸能事務所のアソビシステムに所属。ここの看板タレントはきゃりーぱみゅぱみゅで、彼女の人気上昇と共に事務所も急成長したのですが、最近のきゃりーはかつての話題性が沈静化しています。アソビではぱっつん前髪で知られる三戸なつめを担ぎ出したものの、期待したほどの人気が出ず、次なる戦略として男性のゆうたろうに白羽の矢を立てたのではないでしょうか」
しかし女性タレントで急成長した会社が、売り出し方がまったく異なるはずの男性タレントをそう簡単にプロデュースできるのだろうか?
「彼らにとって参考になるのはりゅうちぇるでしょう。りゅうちぇるの所属事務所も女性誌モデルがメインでしたが、原宿ショップ店員のりゅうちぇるを大々的に売り出して成功。その方法を真似れば、ゆうたろうが第二のりゅうちぇるになる可能性もありそうです」(前出・芸能ライター)
ちなみにゆうたろうは中学生のころは不登校だったそうで、バラエティ番組への対応能力は未知数だ。それゆえのドラマ出演なのかもしれない。
(金田麻有)