「今日はこれを食べました!」と、SNSやブログに写真を投稿している人は多いですよね。でも、その写真、ちゃんと美味しさが伝わっているでしょうか。
実は、料理を美味しそうにみせるには、レンズを向ける角度、被写体の配置、色など、さまざまな条件がそろっている必要があるのです。
映像クリエイターの佐々木和宏さんと書籍編集者の丸山弘詩さんの著書「いまから楽しむ インスタグラム」(マイナビ出版刊)によると、料理を撮るときにポイントになるのは、「シズル感」があることだそう。
シズル感とは、料理の「できたての瞬間」をイメージすると分かりすいでしょう。シズル感のある料理写真は人の五感を刺激し、「美味しそう!」と思わせます。
シズル感を出すコツは、レンズを料理にできるだけ近づけて撮ること。揚げ物であれば、揚げたてのジュワッとした感じがよく分かるようになります。
また、全体的に暗い写真はシズル感がなく、美味しくなさそうにみえてしまいます。もし被写体が暗い場合は、反射板として白い紙などを使い、被写体に光を反射させてみましょう。白いノートなどを立て、料理の脇に置いて撮るだけでも変わってきますよ。
いい写真が撮れなくても心配無用。料理が美味しくみえるよう、自動補正して変換してくれるアプリを活用するのも一つの方法です。
いろいろと試してみて、シズル感のある美味しそうな写真で多くのシェアを狙いましょう!