綾瀬はるか主演ドラマ「奥様は、取り扱い注意」(日本テレビ系)が10月4日、今期トップで放送され、平均視聴率は11.4%だった。
物語は、優秀で正義感の強い秘密諜報員の菜美(綾瀬)が、自死と見せかけて逃亡し、経歴や名前を変え人生をやり直すという設定。婚活パーティーでIT会社を経営する伊佐山勇輝(西島秀俊)と出会った菜美は、3カ月後に結婚。ところが、妻の料理が絶望的に不味く、夫の帰宅はだんだん遅くなり、夫婦生活も遠のいていく。
そんな生活に退屈した菜美は近所の主婦との交流にいそしむのだが、それぞれの家庭では問題を抱えていた。夫からDVを受けていたり、艶系女優の過去に悩んでいたり……。それを知った菜美は、持ち前の正義感がフツフツとわき起こり、問題解決のため立ち上がるのだ。
テレビ誌ライターは、同ドラマを「平成版の必殺仕置き人」と評する。
「それぞれの家庭が抱える難問を、菜美が諜報員だった経験を活かし解決していく痛快なドラマ。アクションシーンも見ものですが、夫婦生活を取り戻そうと、夫に色仕掛けで臨む綾瀬も魅力です。第1話では、シルクのベビードールの上に黒いレースのガウン姿で夫を誘惑。今後、綾瀬の艶姿にも期待が持てますね」
NHK大河「八重の桜」では、兄妹役で共演したのち、一部では熱愛報道も出た綾瀬と西島。初の夫婦役で、どんな演技を見せてくれるかにも興味が注がれる。