報道番組「ユアタイム」(フジテレビ系)の終了に伴い、9月29日の放送をもってキャスターを降板したモデルの市川紗椰。1年半にわたって毎日出演してきた番組が終わったことで、オタク体質の彼女が引きこもり化するとの観測もあった。だが実際にはキャスター降板を機に羽を伸ばし、生き生きとしているという。
「10月7日には市川のラジオ番組『TRUME TIME AND TIDE』がスタート。各界を牽引する人物をゲストに招くトーク番組で、初回のゲストに芸術ユニット“明和電機”の土佐信道氏を招くなど、かなり尖った番組になりました。また8日には『サヤエンド~市川紗椰と語るディープな世界』というラジオ特番でもパーソナリティを務め、こちらは人気声優の上坂すみれに個性派アーティストの大森靖子が出演。アニメやアイドルについて詳しく聞き出し、市川のオタク魂が遺憾なく発揮されました」(芸能ライター)
以前から市川を知るファンにしてみれば、「ユアタイム」での慣れないキャスター姿よりも、ラジオで自らを解放する彼女のほうがおなじみ。では市川は今後、活動の場をラジオに移していくのだろうか。
「ラジオのほうが自由にやれるという面はあるものの、ギャラは格段に安い。それに対してテレビは制約が多いものの、芸能人の収入源としては確実です。市川は早稲田大学政経学部卒のインテリで、『ユアタイム』でも政治ニュースに関しては的確なコメントで評価されていました。10月22日には衆院選もありますし、まずはキャスター経験者として選挙特番に起用されるのではないでしょうか」(前出・芸能ライター)
父親がアメリカ人とあって、政治に関して日米両面からコメントできる立ち位置も市川にとってメリット。彼女を再びテレビで観る日も遠くなさそうだ。
(金田麻有)