フィギュアスケート女子で平昌五輪出場を目指す16歳の樋口新葉選手。プライベートでは、2歳年上のロシアの世界女王・エフゲニア・メドベージェワ選手と仲がよいことでも知られている。
「普段から連絡を取り合っているだけでなく、日本での試合の時には一緒に買い物に行ったり、日本のお菓子を送ったり、アニメの話をしたりと親しくしています。今年は夏に2人で浴衣を着て歩いて話題にもなりましたね」(スポーツライター)
そんな仲良しの2人が、現地時間の10月20日から22日にかけてロシアで行われるGPシリーズ・ロステレコム杯に、ともにエントリーしている。
「樋口選手はメドベージェワ選手に『一緒に頑張りましょう』とメールをしたんだそうです。メドベージェワ選手からは『頑張ってね!』と日本語で返事が来たそうで、同じ土俵に立っていないかのようなリアクションに、樋口選手はがっかりしたようです」(前出・スポーツライター)
世界女王で世界ランキング1位のメドベージェワ選手に対して、樋口選手のランキングは14位。まだライバルとは思ってもらえなくても仕方ないかもしれない。しかし、ロンバルディア杯では、樋口選手も自己ベストを更新する217.63点を記録し、今季のさらなる成長が期待される。負けず嫌いの樋口選手だけに、こんなささいなことも躍進のきっかけになるかもしれない。
(芝公子)