ピン芸人の永野が25日放送の情報番組「PON!」(日本テレビ系)で、同番組に“お天気お兄さん”として出演するイケメン俳優の松本大志に強烈なビンタを食らわせ、視聴者を唖然とさせている。
この日、松本は人気ヤンキー漫画「クローズZERO」の舞台版に主演することを告知するために、短ランにオールバックという舞台用の衣装で登場。役になりきり、スタジオではいつもよりもクールな感じに立ち振る舞っていたのだが、松本がキメた口調で「これが役者、松本大志です」と話すと、永野は「『PON!』と違って、役者の時は真剣になるって、『PON!』なめんなよ。マジで!」と一喝。そこから松本が永野に詰め寄り、挑発するかのようにほっぺを軽く叩いたところ、永野は「バカヤロー」と言いながら、フルスイングのビンタを3発ほど松本の顔面にぶちこんだのだ。
1発目こそ共演者たちから笑いが起こっていたものの、2発目、3発目となった時には、進行役のアナウンサーが羽交い絞めにして止めるなどヒヤヒヤする展開に。最終的に松本は「こんな感じで舞台上で熱く戦ってますので、見に来てください」と告知を締めくくったのだが、その告知終わりにも永野が松本に詰め寄り、ビンタするところでCMイン、計6発の闘魂注入をお見舞いしているのだ。
パッと見は打ち合わせ通りの絡みだったのだが、永野のビンタがコントとは思えないほど強烈だったこともあって、ネット上では「永野、マジでキレてるんじゃない?」「これはまさかの放送事故か?」「永野はどのタイミングでキレるか分からないからな」と、ギャグではなく、永野が本気でキレているのではといった声が上がっていた。
「永野は松本との絡みの際、わざわざスタジオの前の方まで自ら移動していたので、小競り合いをするというのは台本通だと思います。ただ、軽めのビンタでおちょくったような感じになった松本に一瞬プチンと来たのかもしれませんね。また、この出来事をネットニュースで知った人の中には、『ダウンタウンの松本人志を永野がビンタした』と勘違いしている人も多かった。
永野といえば、昨年6月に『とんねるずのみなさんのおかげでした』で落とし穴ドッキリにかけられていますが、落とされた直後に木梨憲武から『怒っているか?』と聞かれ、かなり不機嫌な様子で『意味わかんないんですけど』『ちょっと怒ってます。なめられてるな』と、業界の大先輩に対してもお構いなしにブチ切れる人。そんな過去があるので、今回のビンタもガチが疑われ、かつ、あの永野なら瞬間的にキレて松本人志にビンタしてもおかしくないとの誤解を招いたようです」(エンタメ誌ライター)
元々はポンコツ芸人のイメージが強かったものの、とんねるずとの一件からキレキャラも定着してきた永野。そろそろ芸風もチェンジしてみてはいかがだろうか。
(本多ヒロシ)