今年8月、振り込め詐欺関与と薬物使用で逮捕された元人気読者モデル「まりだぬき」こと中村麻里奈容疑者。
「私はメディアに洗脳されたくないので10年以上テレビを観ておらず、振り込め詐欺がお年寄りを狙ったものだと知らなかった。許せない」
と、テレビに出演し、メディア批判までしたことでネットユーザーから激しく批判を浴びた。
そして11月13日に今回の事件について自身のブログを更新。しかし、
「捕まって良かった。27才、まだ遅くないよね。私の第二の人生はこれからスタート!」
と、振り込め詐欺の被害者に謝罪することもなく、自己中心的な言動ばかり。
元eggモデルといえば、月商3億円のブランドを手掛ける武藤静香や、経済効果100億円モデルの益若つばさが有名で、雑誌を卒業した後も成功者が多い。
そんな中、中村容疑者はなぜ犯罪に手を染めてしまったのだろうか。彼女と親交のあった元読者モデルの女性が語る。
「読者モデルって、名前が売れるとイベント出演や商品プロデュースに名前を貸すだけでびっくりするくらいのお金が入ってくるんです。まりだぬきはDJとしてゲストに呼ばれることが多くて、当時17歳で月収50万を超えてるって仲間内で自慢していました。でも、そんな仕事も人気のあるうちだけで、モデルの仕事がなくなってからはキャバで働いても、不景気で稼げなくなったみたい。若い時に楽して多額のお金を手にしてしまったので、金銭感覚がおかしくなってしまったのかもしれませんね」
現在、中村容疑者が出ていた雑誌は休刊しているが、仮に復活したとしてもモデル業界に彼女の居場所はなさそうだ。
(佐藤ちひろ)