Jポップ界に新たなスターが誕生するかもしれない。11月22日に初のオリジナルソングでCDデビューするのが“元能年玲奈”こと、のん。
芸能界のブラックボックスを見るかのような干され劇もありながら、彼女の“次”には常に注目が集まっていたが、1つの答えが出そうだとずっと応援してきたファンが歓喜している。
「今夏に自身の音楽レーベル『KAIWA(RE)CORD』を発足させていましたから、CDデビューも時間の問題でした。そして10月30日、彼女のキャラや美貌やスタイルのよさを存分に表現したみごとなジャケットが発表されて一気に盛り上がってきた。タイトル曲は『スーパーヒーローになりたい』で、メロディメーカー、サウンドメーカーとして名高い、意識高い系の音楽ファンが多い高野寛が作詞・作曲。それだけでも注目を集めていますが、カップリングにはのん自身が作詞・作曲を手掛けた曲、さらにサディスティック・ミカ・バンドの名曲『タイムマシンにおねがい』、RCサクセションの仲井戸“CHABO”麗市をギタリストに迎えた、RCのカバー『I LIKE YOU』も収録されています。つまり、アイドルのお遊び的歌手デビューではなく、本格的な音楽活動といえるでしょうね」(エンタメ誌記者)
記者の言うように「森高千里の全盛期のようなインパクト」とネット上でも絶賛されるCDジャケットが拡散されると、「かわいい」「スタイルいい」「大好き」などの好意的コメントが並んだが、とりわけ溜飲を下げたのは、のんの不遇時代も活動を追ってきていた熱烈ファンだ。「こうなったらNHK紅白に殴り込んで、今までのうっ憤を晴らしてほしい」「干した芸能界にリベンジして!」といった過激な応援の声まであがっている。
「ファンの気持ちもわかります。もしも彼女の歌手活動が軌道に乗ったら、今年は無理だとしても、来年以降にテレ朝のMステはもちろん、NHKの紅白歌合戦に出場することはあるのでしょうか。テレビ局の度量が試されるときが来るかもしれません」(週刊誌記者)
“紅白でリベンジ”は話題を呼びそうだが、まずは「歌手のん」の順調なスタートに期待したい。
(飯野さつき)