ワインって本当に美味しいですよね。特に冬は鍋と一緒にワインを飲む時間が至福のひとときです。
ところで、ワイン好きの方にオススメの「ワインダイエット」ってご存知ですか?
“ワインはカラダにいい”なんてよく聞きますが、何がいいのか、そしてどう飲めばいいのかを、解説しましょう。
「ワインダイエット」とは、ワインを飲みながらゆっくり食事をすることで、満腹度を上げ食事量を抑えるダイエットのことです。
このワインの効果に関してはしっかりとした研究も行われており、ワインの原料であるぶどうには、ピセアタノールという成分が含まれていて、若い脂肪細胞の生成を遅らせ、脂肪細胞の成長を防ぐ効果があることがわかっています。
インスリンが脂肪細胞の形成に関わる細胞を活性化させるのを阻止する効果もあり、肥満をコントロールする働きもあるんですよ。
赤ワインに含まれるポリフェノールは強い抗酸化力を持ち、悪玉コレステロールの酸化を防ぎ動脈硬化を防ぎます。また、お酒の中では赤ワインが最も多くカリウムを含んでいます。そのカリウムには体内の余分な塩分を排出してくれる作用があり、血圧を下げる動きや筋肉の動きをスムーズにしてくれる効果もあるんだとか。
一方、白ワインにはデトックス効果があります。白ワインに含まれる有機酸はお酢やクエン酸などに含まれる酢の成分で腸内のpHを下げ弱酸性に保ち、善玉菌だけを腸内に残し、悪玉菌を殺します。腸内のバランスを良好に保ち、便秘や下痢を防ぐだけでなく、大腸癌までも予防する作用があるんです。
さらに、白ワインにはカルシウムとマグネシウムが同じくらいのバランスで含まれており、このバランスの良さが骨そしょう症予防にもなります。
美味しいワインを飲みながら、健康で美しいカラダをゲットする。そんな都合のいい話、あるんですね。