ベッキーとのゲス不貞がさんざん叩かれ、アンチが急増。このまま消えるのではないかと言われていた「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音だが、消えるどころか快進撃を続けている。
11月2日から始まった“笑いと音楽のフェスティバル”「コヤブソニック2017」にもお笑い芸人・小籔千豊らと組んだバンド「ジェニーハイ」で登場。10月からはラジオ番組が始まり、「ゲスの極み乙女。」の全国ツアーもスタート。配信された同グループの新曲「あなたには負けない」はiTunes総合チャート1位を獲得するなど、順風満帆そのものだ。
「いまだにアンチはたくさんいると思います。しかしツアーに足を運び、曲をダウンロードするファンの数はケタ違いだということでしょう。川谷さんの音楽的才能は以前から業界でも高く評価されていました。メロディにも歌詞にも唯一無二の個性があり、エグいアレンジ、複雑な展開は聴いていてワクワクします。人柄がどうであっても音楽が素晴らしければ聴く、という人が多かったことに業界に身を置く者としてホっとしています」(音楽ライター)
いくつかのバラエティ番組で、騒動をざっくばらんに語ったことも大きかったという。
「ベッキーとの恋についても、とくに計算することなく素直に淡々と語っています。そうするうちに『どこがいいのかわからない』と言っていた人たちが『モテるのはわかる』と潮目がやや変わってきた。不貞糾弾ブームの先駆けで、ちょっと叩かれすぎたと同情した人も多かったようです」(芸能ライター)
時間が経てば、さらに活躍の幅を広げることができそうだ。
(笠松和美)