淫行疑惑報道により今年1月から5月まで活動を休止していたお笑いタレントの狩野英孝。6月10日には所属事務所主催によるライブで仕事復帰を果たした。7月には「必殺!バカリズム地獄」(AbemaTV)に出演。9月には「アメトーーク!」(テレビ朝日系)で地上波にも復帰。10月7日放送の「オールスター感謝祭」(TBS系)で生出演を果たし、騒動前にレギュラー出演していた「東北魂TV」(BSフジ)にも10月15日から復帰と、着実に元の仕事を取り戻しつつある。その一方で、復帰後の狩野がハレモノになったと危惧する声も。
「復帰後の狩野は、疑惑に関することや女性問題についての話がNGになったため、使いづらい芸人になってしまったんです。狩野はトークスキルの高い芸人にイジられてこそ面白いリアクション芸人ですから、フリートークやひな壇番組で騒動に触れることができないとなると、キャスティングしても意味がないんです。さらに狩野の事務所の先輩である出川哲朗が再ブレイク中なので、後輩の狩野に出川の足を引っ張るようなマネはさせたくない。狩野がこれまで担ってきたポジションは、同じ事務所の後輩であるお笑いコンビ・三四郎の小宮浩信で補えますからね」(番組制作スタッフ)
「淫行疑惑」は、狩野が芸能界を生きてゆくうえで背負い続けなければならない十字架なのかもしれない。