主演ドラマ「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』(フジテレビ系)の全話平均視聴率が、14.8%という高い数字を叩きだした山下智久。これは、ジャニーズ事務所の大先輩にあたる木村拓哉主演の「A LIFE~愛しき人~」(TBS系)を0.3ポイント上回り、今年のジャニーズドラマでトップになることは間違いなさそうだ。
そんな山下は、幼いころから群を抜いた美少年だったとスポーツ新聞の芸能記者は証言する。
「彼は11歳でジャニーズに入所しました。理由は、女手一つで育ててくれたお母さんに恩返しをしたいから。芸能界には興味がなかったものの、履歴書を送るとあっさり合格。ジャニー喜多川社長から、毎週金曜日の夜になると電話がかかってきたそうです」
ジャニーズの卵たちにとって“金曜日の電話”は大切なお仕事。当時のJr.たちは、毎週金曜日になると落ち着かなかったという。もし電話に出られなければ、仕事をほかのJr.に取られてしまうからだ。
そんなある金曜日の夜、山下の自宅の電話が鳴った。ジャニー社長からだった。「YOU、日曜日にプール来ちゃいなよ」と誘われた山下は、雑誌の取材だと思って足を運んだという。ところが、ただ遊ばせてもらっただけだったというのだ。
「山Pの頭は完全に“?”状態だったそうです。仕事と思いきや完全にプライベートのお誘いだったんです。それもこれも彼を気に入っていたからでしょう。KinKi Kidsの堂本光一、滝沢秀明、Hey!Say!JUMPの山田涼介と同じく、ジャニーズ王子様路線で売り出したのが何よりの証拠。NEWSが結成されたのも、山Pを売りだすためといわれたほどです」(前出・スポーツ紙芸能記者)
「コード・ブルー」は2018年に映画化される。山下の快進撃はまだまだ続きそうだ。
(北村ともこ)