11月26日から開催されたフィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ第6戦「スケートアメリカ」女子シングルは、疲労骨折で出遅れていた宮原知子が見事復活し、ショートプログラムとフリーの合計214.03点というハイスコアで優勝を決めた。
「スケートアメリカ」の結果をもって樋口新葉のGPファイナル出場も決定。樋口はよほどうれしかったのか、自身のツイッターに「Omg」と短くツイート。「Oh My God!!」の略だが、このツイートにお祝いのリプライが殺到している。
「樋口さんのツイートはなかなかユニークなんですよ。『電池切れ気味』という文章と一緒にベッドに倒れこんでいる自身の姿をアップしたり。メドベージェワの誕生日にはインスタグラムにお祝いのメッセージをアップ。メドベージェワへの敬愛の言葉は読む人の心を温かくさせました。彼女は勝気な面だけが強調されがちですが本当に性格がいい。努力の塊のようなスケーターだし報われてほしいですね」(スポーツライター)
そのメドベージェワはケガのため、GPファイナルを欠場する可能性がある。その場合は宮原知子がファイナルに進出となるが、宮原も努力の人として知られる。
「どのスケーターもトップにいくような人たちはみんな凄まじい努力をしているし本当に頑張っている。その中でも宮原さんほど練習する人はいないと思います。樋口さんにスポットが当たるのはうれしいし、女王・宮原の復活は日本のスケート界にとっても本当に喜ばしいことです」(前出・スポーツライター)
GPファイナル、全日本と12月はフィギュアから目が離せそうにない。
(笠松和美)