あなたやまわりの人で、仕事中に他人の失敗や覚えのないトラブルなどの“濡れ衣”を着せられて、困ったことはありませんか。そんなとき、若い女子社員なら職場で泣き出したりして、周囲を戸惑わせてしまうなんてことにも成りかねませんよね。
だけど、泣いたりなんてできないという年齢や立場ともなれば、いったいこうした事態にはどう対処するべきなんでしょうか。
そこで一番大事なのは、まずは「濡れ衣」という事実を冷静に受け止めることです。そして、「身に覚えがないのですが、どういう状況になっているんでしょうか?」と、責任ある発言をしましょう。
ここでもし「ふざけるな、そんなこと知るか!」というような態度で臨んでしまうと、周囲は「有罪なのに無罪を主張しようとしている」とダブルで疑いの目を向けられてしまうのです。
また、濡れ衣自体が意図的な「いじめ」である場合は、もっとタチが悪いです。なぜならば、相手は自分が無罪だとわかっていて、あえて罪をなすりつけてきているからです。
そんなとき、慌てたり、態度を荒げたりするのはNG、相手の思うツボです。いじめの挑発には乗らず、冷静に対処するのが正解といえるでしょう。こうした「もしも!」の事態のためにも、ぜひ覚えておいてくださいね。