綾瀬はるか主演ドラマ「奥様は、取り扱い注意」(日本テレビ系)の最終回が12月6日に放送され、平均視聴率は14.1%。第5話に次ぐ高い数字をマークした。
この日は、元工作員の菜美(綾瀬)が、見事なアクションで、12人もの悪漢を次々と倒し、視聴者からは「カッコイイ!」「気持ちいい~」などの声が飛んだ。菜美の活躍で、人質になっていた主婦友の京子(本田翼)を救出し、優里(広末涼子)への恐喝問題も解決。めでたし、めでたしで菜美が家に帰ると、夫(西島秀俊)が待っていてくれたのだが、その手には銃があり、画面は暗転。銃声だけが轟いてTHE ENDとなった。
このラストに、一部視聴者は「え、最後どーゆーこと?すっきりしない!」「続きは映画で!ってか」「最後の最後でしらけた」「この終わり方ふざけないでー」「この手法もうやめて!」「映画ありきならドラマすんなよ」「Huluはやめてね」「続きは劇場版?年末スペシャル?」「ドラマはよくてもスッゲー冷める」など怒り心頭のようだ。
「日テレは、福士蒼汰主演ドラマ『愛してたって、秘密はある。』で“続きはHuluで!”という手法を取り、大炎上した前科があります。『奥取り』は、年末総集編スペシャルと映画化(来年7月公開予定)が決定しているようなので、『愛してる~』と同じような手法をとるのではないか。視聴者は、結末がどうなるのかを期待してドラマを観ているのに、仮にそうだとしたら毎週観ている人に対する裏切りでしょう」(テレビ誌ライター)
劇場版を作るにしても、肝心のドラマが中ぶらりんなままでは、視聴者にそっぽを向かれるかもしれない。この欲求不満はどんな形で解消されるのだろうか。