乃木坂46・白石麻衣のソロ写真集「白石麻衣写真集 パスポート」が爆発的な売れ行きを見せている。12月2日に表彰式が開催された「第10回 オリコン年間“本”ランキング 2017」では、売上22.9万部で女性写真集部門の1位を獲得。歴代の売上でもトップに躍進した。その爆発的な人気をアイドルライターが分析する。
「乃木坂46のファンに支えられているのは確かですが、実は、とっつきにくいほどの美貌を敬遠する男性ファンも少なくありません。対して女性ファンからは圧倒的な支持を受けており、その人気はアイドルに興味のない層にまで広がっています」
アイドル写真集では発売記念イベントでの握手を目当てに購入するファンも少なくない。しかし10万部といった数字になると特典商法ではとても追いつかず、商品そのものに魅力がないと達成できない。それを支えているのが一般女性だというのだ。
「9月2日に開催された『第25回 東京ガールズコレクション 2017 AUTUMN/WINTER』には100名以上のモデルとゲストが参加。そのなかで最大級の歓声を浴びていたのが、本職のモデルではない白石だったのです。それまでは白石のことを、モデル業に手を出したアイドル程度にしか思っていなかった芸能記者も、その様子を目の当たりにして認識を変えることになりました。いつまでも彼女をアイドル扱いしていると、その人気の本質を見誤ることになります」(前出・アイドルライター)
グループ卒業後に迷走するアイドルも少なくないなか、白石に関しては今後の方向性がしっかりと見えているようだ。
(浦山信一)