世間を驚かせたウッチャンナンチャン・内村光良の紅白歌合戦総合司会への起用。ところが早くも次期紅白の“司会候補”として、あるお笑いタレントの名前が取り沙汰されている。
「12月3日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)に、有吉弘行、アンジャッシュの渡部建、カンニング竹山の人気お笑いタレント3人が出演したのですが、そこで将来の“夢”について語り合いました」(番組関係者)
渡部が「皆、夢を見てきてない」と希望少なき世の中を嘆くと、有吉が「夢見ると叩かれるんだもん。『お前が何言ってんだ、なれるわけないだろ』って」とコメント。さらに有吉は、同局のFNS歌謡祭で司会を務めている渡部に対し、「堂々と(夢の)紅白の司会目指せばいいじゃない」と大胆アドバイス。竹山も「ネットニュースで“渡部、紅白狙う”って書いて欲しい」と話し、スタジオは大いに盛り上がった。
「渡部は『それしか見ない人が“何様だ”ってなっちゃうじゃない!』と言って有吉の肩をひっぱたいていましたが、まんざらでもなさそうでしたね」(前出・番組関係者)
この放送を見た視聴者からは、「有吉さんの仕立てで、今度渡部さん紅白出て欲しいな笑笑」「渡部さんなら紅白狙えますよ!」「渡部、紅白を狙う。いいね!面白くなりそう」と、リアルに受け止められたようだ。
「渡部は今や『王様のブランチ』を始め『名医のTHE太鼓判!』(ともにTBS系)などMCとして引っ張りだこ。過去にもレギュラー番組で10本以上のMCを経験しています。今年の『日経エンタテインメント!』5月号のインタビューでは、10年ぐらい前にコンビでの仕事が激減したことを明かし『お笑いの才能で同世代と戦うのはやめよう。その代わり、芸人がやっていないことで攻めてみよう』と決めたと話しています。その狙いが見事に当たったと言ってもいいでしょうね」(スポーツ紙記者)
仕事の幅を広げるために夜景観賞士の資格取得や恋愛心理学を勉強。グルメを究めるために年間500軒食べ歩くなど、今や“芸人一の多趣味&情報通”と言われる渡部。勉強熱心さでは、芸人の中で右に出る者はいないと言われる。この調子だと紅白の司会も、案外夢ではないかもしれない。
(窪田史郎)