17日に放送された番組「ワイドナショー」(フジテレビ系)で、不貞疑惑を報じられた女優・藤吉久美子と、夫で俳優の太川陽介が開いた記者会見について、ダウンタウンの松本人志がコメント。不貞騒動の対応について一石を投じ、注目が集まっている。
「14日に行われた太川の会見が、芸能記者から“神対応”と称賛されていることに対して、松本は『不貞会見は、演芸にたとえると大喜利みたいなもの。大喜利は一つのお題に対して、いい答えは5つか6つしかない。今回の太川さんの答えは、素晴らしい大喜利の答えだった』とコメント。さらに、その理由について『この先、太川さんのやりたい放題。もし、太川さんが誰かと撮られたとしても、あの時のあれがショックで、と言えば全部いけますから』と絶賛しました」(芸能ライター)
この独特の見解について、女性誌記者も同意する。
「昨年の“ゲス不貞”に端を発して、今年も数々の不貞が報じられ、釈明会見が開かれました。ところがベッキーや斉藤由貴のように“火消し”どころか“炎上”するケースもしばしば。そんな中、落語家の三遊亭円楽は、噺家だけにさすがに上手かった。『老いらくの不貞』を逆手にとって『円楽改め、老いらくと呼んでほしい』と軽口を叩いた上で、『今回の騒動とかけまして、東京湾を出て行った船と解きます。(その心は)コウカイの真っ最中』と謎解きまで披露して、取材陣を煙に巻きましたからね」
こうした状況に、松本は「大喜利の回答バリエーションが少なくなっている。どうせなら早く(取材に)来て欲しい」と笑いを取りながら、さらに、「藤吉さんが(自宅に)帰って来る5分~10分前に行くこともできた。そこに藤吉さんが帰って来てごらんよ。こんな地獄はありませんよ」と取材パターンまで提案してみせた。
視聴者も「松本だったらどう回答するの?」「大喜利の大トリは松ちゃんで」と興味津々のようだ。
(窪田史郎)