歌舞伎俳優・市川海老蔵の長女・麗禾(れいか)ちゃんが、1月3日から始まる東京・新橋演舞場「初春歌舞伎公演」の舞台に立つことが明らかになった。
「現在6歳で、愛くるしさの中に雅な雰囲気をあわせ持つ可愛らしいお嬢さんです。『初春歌舞伎』では、夜の部の『新作歌舞伎 通し狂言日本むかし話』で幼い頃のかぐや姫を演じます」(女性誌記者)
麗禾ちゃんは、母・小林麻央さんが亡くなった昨年6月にも、海老蔵の自主公演「ABKAI 2017~石川五右衛門 外伝~」に出演している。
海老蔵と長女の「初春歌舞伎」出演の知らせに、歌舞伎ファンからは「頑張ってほしいですね」「すでにおっとりした品の良さを感じる」「麻央さんに似てるねー」と可愛いルックスに注目の声が集まる一方、「歌舞伎って女の子も出られるようになったの?」「歌舞伎界も女人禁制解除か」といった疑問の声もあった。
「女人禁制のイメージが強い歌舞伎ですが、子役として少女が出演することもあります。松本幸四郎の次女・松たか子も、16歳の時に歌舞伎座の『人情噺文七元結』で初舞台を踏みました」(歌舞伎関係者)
海老蔵は12月に更新した自身のブログに「自分の事だとしないけど」とのタイトルで、今回の麗禾ちゃん舞台出演の記事が載った新聞を全紙購入したことを報告。「自分の記事は買わないのですが、麗禾の記事は買わざるを得ない」と親バカぶりを発揮した。
「海老蔵は去年、亡き妻・麻央のお別れ会を来年あたりに開きたいとブログに書いています。『まだなにも決めてませんが、麻央が生前お世話になった方々ときちんとお別れをしなくてはと思っています』と報告しています」(スポーツ紙記者)
麗禾ちゃんの「初春歌舞伎」出演は、天国の麻央さんへの最高のお年玉になるに違いない。
(窪田史郎)